Ladyblack’s diary

LadyBlackのBlackはBlackTeaのBlack。

紅茶の種類について。どんな紅茶がお好みですか?

こんにちは。ごきげんよう

にゃー

皆様はどんな紅茶が好きですか?と問われたらきっとストレート、レモンティー、ミルクティーの中からお答えになるのではないでしょうか?

実は紅茶の種類には呼び方がございます。

紅茶の種類を知るともっと紅茶選びが楽しくなりますよ。

紅茶の種類

紅茶

引用元:photoAC

紅茶の種類は大きく3つに分かれています。

シングルオリジンティー

紅茶

引用元:photoAC

シングルオリジンティーは単一品種の紅茶で、茶園や生産者、グレードで表記されています。

ピュアティーや産地茶とも言います。

例えばフランス産ワインの中でもブルゴーニュボルドーなどに分かれているイメージに近いでしょう。

ダージリン、アッサム、ニルギリ、ヌワラエリヤなどがシングルオリジンティーにあたります。

茶葉本来の味を楽しみたい方には、こちらのシングルオリジンティーがおすすめです。

フレーバーティー

フレーバーティー

引用元:photoAC

フレーバードティーは着香茶とも呼ばれ、紅茶にハーブやスパイス、香料を付与したものです。

フレーバードティーは大きく2種類あり、フレーバードティーは茶葉に香りを吹き付けて着香したもの、センティッドティーはフルーツ、フラワー、その他の素材の香りをつけたもの、ブレンデッドティーは茶葉にフルーツ、フラワー、その他の素材をまぜたものです。

もっとも有名なフレーバードティーアールグレイベルガモットという柑橘で風味付けした紅茶で、イギリスの元首相「グレイ伯爵」にちなんだもの。

またアールグレイが作られるきっかけとなった紅茶「ラプサンスーチョン」は、松の葉を燻して香り付けしたフレーバードティーです。

フレーバードティーはフルーツ・フラワー・スパイス・ナッツ・スイーツなどがあり、紅茶の美味しさと他の素材の調和が楽しめます。

ブレンドティー

ブレンドティー

引用元:photoAC

ブレントティーは異なる産地や茶園、収穫時期の茶葉を調合したものです。

同じ産地や茶園でも収穫する年によって味は大きく異なります。

なので一定の品質を保つためだったり、消費地の特性(軟水・硬水の違い)などによってブレンドする必要があります。

そこで茶葉の鑑定と調合のエキスパート・ティーブレンダーが最高の技術をもってブレンドしているのです。

有名なブレンドティーは以下の通りで、お店によって少しづつブレンドは異なります。

同じ産地の茶葉を使っていても調合の仕方によって味は変わるので、お店ごとで違った味わいとなります。

いろいろ試してお気に入りのお店を見つけてはいかがでしょうか?

その他

レモンティー

引用元:photoAC

産業革命と民衆』(角山栄・村岡健次・川北稔/河出書房新社)という本の中にこのような文章があります。

「お茶は何がいいですかな。インド茶? それともシナ茶?」

うかつにも私はこのときまで「チャイナティー」の対語が「インディアン・ティー」であることを知らなかった。

「イギリス茶(イングリッシュティー)」とは、しばしば「ロシア茶(レモン・ティー)」に対してミルク・ティーのことでもあるが、広く紅茶一般をもさし「シナ茶(チャイナ・ティー)」に対立する。

しかし、その「イギリス茶」は「インド茶」でもあるのだ。

この文章から普段何気なく飲んでいるレモンティーやミルクティーは、各国ごとの飲み方というのがわかります。

私はレモンティーやミルクティーを飲むときこの文章を思い出しては、現地の方はこんな風に紅茶を楽しんでいるのかなと思いを馳せています。

最後に

茶器

引用元:AIアプリで作成

皆様、お好みの紅茶は見つかりましたでしょうか?

私はどの種類も好きなのですが、気分によって飲み分けられるフレーバードティーを特に気に入っています。

またレモンやミルクを入れると違った味わいになり、さらに選択肢を増やしてくれます。

自分なりの美味しさを見つけられる助けになればと思っております。

それではまたお会いしましょう。

にゃいにゃい

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