紅茶をもっと楽しく飲もう。紅茶の基礎知識について。
こんにちは。ごきげんよう。
にゃー
本日は紅茶とは何かについてお話させていただきます。
紅茶って何?
紅茶の原料になるのは茶ノ木の葉です。茶ノ木とは学名で「カメリア・シネンシス」(camellia sinensis)といいます。カメリアという名がつく通り、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。ツバキは赤い花が印象的ですが、茶の花は白いです。紅茶はこの茶ノ木の柔らかい新芽を使います。
摘み取った茶の新芽を乾燥させ完全発酵させたものが紅茶となります。実は緑茶・中国茶・紅茶の原材料はすべて茶ノ木であり、発酵度合いが異なることで違った味になっています。
茶の芽や若葉には酸化酵素というものが含まれており、この酸化酵素の働きで酸化発酵します。この酸化発酵をさせないのが緑茶、中程度まで発酵させる半発酵を行うのが中国茶、完全発酵をさせるのが紅茶になります。
紅茶という名の由来
紅茶という名の由来は抽出したお茶の色水色(すいしょく)が紅色であることから名づけられました。紅茶の多くは赤みがかっているように見えるのではないでしょうか。
しかし、英語ではブラックティー(Black tea)といいます。なぜこのような違いがあるのでしょうか。それは紅茶が水色を示すのに対し、ブラックティーは茶葉の見た目を指しています。紅茶ができる以前のイギリスでは中国から輸入した緑茶(Green tea)が飲まれていました。その緑茶の茶葉と比べて黒いという意味です。
紅茶の成分
カフェイン
紅茶の最も有名な成分はカフェインではないでしょうか。昨今はカフェインレス飲料が多く売り出されており、体に良くないものといった印象があるのではないでしょうか。ですが、使い方によってプラスの効果を生んでくれます。運動前のカフェイン接種は気分を高揚させ疲労を感じにくくさせます。さらに体脂肪の分解を助けます。ただし、カフェインが効きすぎる方や、妊娠されている方は避けたほうがよろしいでしょう。
タンニン
ポリフェノールの一種で渋みの源となります。抗がん性、抗酸化性、抗菌性があります。この中の抗酸化性は活性酸素の活動を抑制し、肌や臓器の老化防止に役に立ちます。
テアニン
アミノ酸の一種で旨味にかかわる成分です。血圧の上昇を抑制、脳や神経の調整を行う効果があります。また睡眠の質の向上が期待できます。
最後に
今回は紅茶とは何かについてみていきました。今回の記事でLadyBlckの名前の由来がわかっていただけたのではないかと思います。次回は紅茶の製造方法についてお話させていただこうと思っております。
それではまたお会いしましょう。
本日の紅茶・ヌワラエリヤ。
— ladyblack (@Ladyblack0100) 2023年2月24日
カレルチャペックのものです。
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